春の色

ポカポカ陽気になると無性に出歩きたくなる。

あてのない散歩。

桜を見上げながら歩くのも楽しいが、

写真を撮るとなると配色が気になる。

桃色だけでは物足りないのだ。

桜自身のグラデーションに、

背景に別色を求めたくなる。

見慣れているのは川沿いの桜。

空の青に雲の白、壁の冴えない色が丁度良く見える。

空よりもはっきりした青との相性も良い。

桜×ブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒーのマークに目がいくが、淡い桃色が優しく、周囲の茶色が両者を引き立たせ、まとめる。

奥のファミマと比べると、濃い青より水色の方が好きだと言い切れる。

こちら、池袋の南池袋公園内から撮影したもの。

公園内には芝生の広場があり、レジャーシートを敷いて語らう人々の姿。

敷物の貸し出しがあるので、ふらっと手ぶらで行っても、芝生の上でぼけーっとする時間を楽しめる。

遠目に見る桜もそうだが、ギターの練習をする女子高生の姿が視界に入ったときには、

青春に拍手しかない。